酒縁さらしな日本酒会


Concept
あれから11年
2014年2月。
それは前屋号『手打ちそば更科』時代に築き上げた日本酒会の第3回開催のことでした。
当時の神奈川県で稼働していた13の蔵すべての酒を揃えた会を開催しました。
2025年現在。
1蔵増えて14蔵の酒蔵が稼働する中、
手塚が厳選した8銘柄を集めた会を、2025年バージョンで開催します。
酒だけでなく、料理も神奈川にこだわります。
食材のほとんどを神奈川県産で揃え、神奈川酒に合うコースを表現します。
Sake

松みどり 純米吟醸 S.tokyo
-中沢酒造(松田町)-
現存する清酒酵母の中で二番目に古いとされる幻の酵母「S.tokyo(正式名称:Saccharomyces tokyo NAKAZAWA)」で醸された酒。
この酵母は東京農業大学に保管され、清酒製造では使用前例がなかった。
きっかけこそ東京農大の教授によるものであったが、それ以上に大きな"2つの偶然"がこの酵母での酒造りをより意欲的なものにした。
1つめの偶然は酵母の発見者が「中沢亮二」という教授であったこと。中沢酒造の鍵和田亮氏が深い繋がりを意識したことは容易に想像できる。
2つ目の偶然は酵母の保存番号が"0024"だったこと。中沢酒造の電話番号の下4桁も"0024"だったのだ。
これは単なる偶然ではなく大きな縁だと考え、酒名に「S.tokyo」と名付けられた。

天青 純米吟醸 千峰 夏
-熊澤酒造(茅ヶ崎市)-
「天青」とは、中国の皇帝が空の様子をたとえた「雨過天青雲破処(うかてんせいうんぱしょ)」という言葉からとったもの。雨あがりに雲の切れ間から見える、空の透き通る青さを表現している。
この青空の様子に因んで、雨過天青、千峰、吟望、風露と4種類ある天青シリーズ。千峰は「雨上がりの山の頂と交わる青空」を意味する。
今回の夏酒も透き通る青いボトルで、銘柄ともピッタリの相性。
明治5年の創業から約150年の歴史をもつ熊澤酒造は、神奈川県茅ヶ崎市にあり湘南エリアで唯一の蔵元。6代目蔵元の熊澤茂吉氏は、手作りかつ小規模で、湘南地域の食文化にあわせた高品質な酒造りをめざしている。

雨降 純米 生酛仕込 山田錦
-吉川醸造(伊勢原市)-
酒蔵近くにある丹沢大山は、古くから雨降山(あふりやま)と呼ばれ、大山阿夫利(あふり)神社とともに、雨乞いの信仰の場として知られてきた。
雨が染み込んだ土壌から流れる豊富な伏流水をつかって醸されるのが吉川醸造の酒。「雨降」は、大山阿夫利神社の神官にラベルを書いてもらい、水への感謝を込めて命名されたもの。
旧来の銘柄「菊勇」から、より発展的な進化を遂げた銘柄として、近年目覚ましくその知名度を拡大している。

隆 純米大吟醸 播州山田錦
-川西屋酒造店(足柄上郡)-
代表銘柄である「丹沢山」を超えるお酒を造るという想いを込めて、隆起という言葉に由来して名づけられたのがこの「隆」。
五百万石、美山錦、亀の尾、阿波山田錦など、酒米の特徴を引きだすように醸された「隆」シリーズは、それぞれ年間数百本単位しか生産されない実はとても希少な銘柄。
今回の播州山田錦はその最高峰の位置づけの1本。
芳醇旨口な飲み口は奥深い余韻と多幸感を演出する。

残草蓬莱 特別純米 槽場直詰無濾過生原酒
-大矢孝酒造(愛甲郡)-
銘柄名は蔵をかまえる神奈川県愛川町が、かつて「小字残草(こあざざるそう)」という地名だったことに由来。
残草蓬莱は速醸酛で昇龍蓬莱は生酛造りという設定。
2008年からは全量純米蔵に転換し、米の特徴に合わせた酒造りにこだわる。8代目蔵元の大矢俊介氏が目指すのは、毎日気取らずに食事とともに楽しめる酒。
緑ラベルは爽やかな果実の香りが広がり、旨みと酸味のバランスの良さが特徴。後味もスッキリしていてキレがよく、料理との相性もぴったりの1本。

いづみ橋 活性純米にごり酒 ~大雪にごり~
-泉橋酒造(海老名市)-
地元の農業とともに歩む栽培醸造蔵。海老名市をはじめ近隣地区で、酒米栽培から精米・醸造まで一貫して行っている。
「さがみ酒米研究会」を立ち上げ、農業環境の保全や、田んぼに赤とんぼが飛ぶ田園風景を守ることを目指している。
ラベルにトンボが描かれる新酒「とんぼラベル」や、「秋とんぼ」などのとんぼシリーズも人気。
今回の雪だるまの足元に「越冬卵」が描かれた冬酒。半年間の冷蔵熟成によって、発泡感の爽やかさに旨味が乗った味わいを想像する。

相模灘 特別純米 無濾過生酒
-久保田酒造(相模原市)-
相模灘の酒造りは基本に忠実な吟醸造りをベースにしているが、吟醸香は穏やかに香る程度の自然なもので、あくまで米の旨味を生かしたバランスの良い食中酒を目指して仕込んでいる。
伝統ある酒蔵の歴史を守ると共に、常により高い次元での美味しさを追求して行く次世代の酒蔵でありたいと思の思いを持って酒造りに取り組んでいる。
長野産美山錦を55%まで磨き上げて仕込んだ特別純米酒。上槽後一切手を加えず直接槽場から瓶詰めしているので、搾りたての美味しさをダイレクトに味わえる1本。

HINEMOS JUJI PM10:00
-森山酒造(小田原市)-
2022年にフランスのKura Master純米酒部門で最高位プラチナ賞を受賞&純米酒のベスト5に選出された酒。株式会社RiceWineとタッグを組み、神奈川県では14蔵目、小田原市唯一の酒蔵が誕生した。
「HINEMOS」(ひねもす)とは「すべての時間」という言葉。時間に寄り添う日本酒として、一人ひとりのさまざまな時間に寄り添い、特別な時間を演出するよう設計されている。
pm6:00~AM5:00までの12時間を1時間ごとに区切ってアルコール度数や味わい、香りを調整し、時間軸を表現している。
日本酒会が終わる頃、つまりPM10:00頃に食後酒として熟成チーズ、特製ミックスナッツと共に提供。
Food
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県産地野菜で作る酒肴6種盛り
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のらぼう菜のおひたし
コールラビ皮のきんぴら
コールラビの胡麻味噌漬け
丸ズッキーニの酒盗チーズ焼き
ビーツのバルサミコ醤油マリネ
紫人参と黄人参のスパイスピクルス
~
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大山豆腐の揚げ出汁
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鈴廣蒲鉾3種盛り
~
わさび醤油
岩手鴨生ハムカルパッチョ風
辛子明太子
~
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足柄牛の和風ハンバーグ
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湘南しらす3種盛り
~
生しらす
釜揚げしらす
沖漬け
~
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地元で獲れた天然独活香る豚せいろ
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22カ月熟成ミモレットと特製ミックスナッツ
~食後酒 -HINEMOS JUJI- とともに~



