
○酒を楽しむコンセプト日本酒会

Concept
おでんコース×ぬる燗
寒い季節にぴったりの日本酒の楽しみ方、それが「お燗」ではないでしょうか。普段は冷やや常温で飲む方も、お燗にするだけで日本酒の新たな一面を発見できることでしょう。
お燗酒は温度帯によって呼び方が変わります。その中でもぬる燗は40度くらいに温めたほど良い温度帯を指します。温度帯は味わいの感じ方にも大きな影響を与えます。特に40度近辺は、甘旨味が最大限に感じられる温度帯です。ふんわりと米の香りが広がり、味わいもまろやかになります。一口飲むと、体の芯からポカポカと温まり、心までほぐれていく感覚があります。まるで日本酒が優しく包み込んでくれるような、そんな心地良さです。
そして、ぬる燗酒と最高の相性を誇るのが「おでん」ではないでしょうか。
鰹出汁の風味豊かなそば屋バージョンのおでん出汁。
練り物の一級品。
蒟蒻の神様。
豆腐製品のプロ。
手塚が愛情をこめて仕込むその他具材。
これらが一体となって初めて完成するそば屋のおでん。
コースに仕立てて楽しみながら、お燗酒をゆっくりと味わう — それはまさに冬の醍醐味。身体も心もほっこりと温める。そんな会です。
Sake

佐久の花 生酛 純米酒(長野)
アルコール度数を低めにしたさらっと軽い飲み口
ただ単にかるいだけではなく生酛造りのボディはしっかりと感じられる
クラシカルな生酛造り特有の旨味で度数低めで軽やかに味わえる常温~燗向きに設計された酒
柔らかく優しい味わいが口中に広がりシンプルな具材との好相性を演出すること請け合い

九 頭龍 純米 宵月(福井)
福井県産の五百万石を65%精米で使用
秋から冬にかけての食卓に寄り添える酒を目指して醸された柔らかな味わいの純米酒
月夜を肴に好みの温度帯で楽しめるよう設計されている
甘美な洋梨や穀物の雰囲気を感じさせるクリーミーな印象の香り
滑らかな口当たりからゆったりと広がっていく心地よい甘味と旨味に爽やかな酸味が顔を出すことで味わいにメリハリを演出
深いコクのあるアフターが豊かな余韻を描く

無 窮天穏 縁起(島根)
山田錦60%精米でそれぞれ生酛・山廃・水酛を醸してそれをブレンドした稀有な酒
温度や飲むタイミングでそれぞれの味の出方のバランスが変わるようにブレンドされている
人が自分の見たい方向から物事を見るのようにどの角度から見てもどこかがヒットするように設計されている
常温では生酛・山廃・水酛がそれぞれ感じられるが燗ではこれらが一体となるような不思議な酒
前回の燗酒の会で使用した際に最も印象に残った酒として今回再登場

両 関 山廃純米酒(秋田)
両関酒造の山廃純米酒
2006年 全国酒類コンクール純米の部全国第一位
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018プレミアム純米部門金賞受賞など数々の賞を受賞した「山廃仕込 特別純米酒」のリニューアル版
極限まで発酵を進めたドライな印象の中にも奥深さを感じさせる芳醇さ
まさに日本酒通のための山廃仕込みの純米酒
穏やかで控えめな香りに力強い味わいの骨格を感じられる晩酌酒

大 盃 純米 菩提酛(群馬)
大盃のマッチョシリーズとは「低精白=高精米=高タンパク質」のイメージで醸す純米酒
現代の酒造りの基礎となる室町町時代の酒造り「菩提酛」
発祥が奈良県正暦寺だけにお釈迦様のイメージでラベルを表現
特徴的な甘と酸はオンリーワンで深みあるボディ
解脱しそうな味わいでキレてます
古酒ではないもののウイスキーを思わせる高貴で心地よい香りに風格を感じられる
濃醇な甘味と乳酸由来の爽やかな酸が特徴的な味わい
白ワイン、青リンゴ、ナッツなどのニュアンスが混ざり合う複雑で厚みのある味わいに仕上がっている


